【3月28日 AFP】男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は27日、コーチのゴラン・イワニセビッチ(Goran Ivanisevic)氏との関係を解消したと発表した。

 自身のインスタグラムで、「数日前、共に活動するのをやめることをゴランと一緒に決めた」と明かし、「私たちのコート上での関係には浮き沈みがあったが、友情は常に揺るぎないものだった」とした上で、イワニセビッチ氏に感謝を述べた。

 ジョコビッチは、2019年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)から01年の同大会王者であるイワニセビッチ氏を招へいし、5年間で数々の四大大会(グランドスラム)優勝を果たした。

 しかし、今季は最終的に大会を制したヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)に敗れ全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)で準決勝敗退に終わるなど、自身の高い水準からすれば開幕から苦戦が続いている。

 最近ではBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2024)3回戦で伏兵のルカ・ナルディ(Luca Nardi、イタリア)に敗れ、今週のマイアミ・オープン(Miami Open 2024)はスケジューリングを理由に出場を取りやめていた。(c)AFP