【3月27日 AFP】サッカーW杯北中米大会(2026 World Cup)のアジア2次予選は26日、各地で試合が行われ、オーストラリアとイラクがどちらも大勝で最終予選進出を決めた。孫興民(Son Heung-min、ソン・フンミン)がゴールを決めた韓国も突破へあと一歩に迫っている。

 他にはイラン、ウズベキスタン、アジアカップ(2023 AFC Asian Cup)王者のカタール、アラブ首長国連邦(UAE)も最終予選に進出した。

 グループIのオーストラリアは、クレイグ・グッドウィン(Craig Goodwin)の2ゴールなどでレバノンを5-0で下し、予選4連勝。グループFのイラクも同じく5-0でフィリピンに勝利した。

 グループCでは韓国がタイを3-0で退け、6月のシンガポール戦で引き分け以上であれば突破が決まる。中国はシンガポールに4-1で勝利し、グループ2位に浮上して突破の可能性を高めた。

 グループEのイランは1-0でトルクメニスタンを下し、勝ち点10で並ぶウズベキスタンとともに最終予選に進出した。グループAのカタールは2-1でクウェートを、グループHのUAEは3-0でイエメンを撃破した。

 グループIでは、ガザ地区(Gaza Strip)のサポーターがイスラエルの攻撃を受けているパレスチナが1-0でバングラデシュに勝利した。次節、グループ3位のレバノンと引き分ければ突破が確定する。グループGのサウジアラビアは1-1でタジキスタンと引き分け、突破に前進した。

 グループBではシリアがミャンマーに7-0で圧勝し、首位日本と勝ち点2差の2位の座を固めた。アジア2次予選では、各組上位2チームが最終予選に進出する。(c)AFP