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【03月25日 KOREA WAVE】韓国・韓進(ハンジン)KALと大韓航空の昨年の社員平均年収が1億ウォン(約1100万円)を超えた。過去最大の業績を記録し成果報酬が急増したためと分析される。

韓進KALの事業報告書によると、同社社員の昨年の平均年収は1億1800万ウォンだった。これは2022年の年収(8500万ウォン)より38.8%増加した金額だ。

大韓航空社員の昨年の平均年収も1億ウォンを突破した。昨年の平均年収は1億104万ウォンで、2022年(8956万ウォン)より12.8%増えた。

業績の伸びで成果報酬が増え、社員の平均年収も増加したという分析だ。

業界によると大韓航空は2022年成果報酬として基本給の230%を支給したが、昨年には基本給の300%を与えた。今年はなんと基本給の407%を成果報酬として支給する。これに伴い、年収の増加傾向も続く見通しだ。

LGエネルギーソリューションの昨年の社員の平均年収も1億ウォンを超えた。LGエネルギーソリューションの社員の平均年収は2022年9900万ウォンから昨年1億2300万ウォンに急増した。

造船業界では現代三湖(ヒョンデサムホ)重工業が唯一、平均年収1億ウォンを突破した。現代三湖重工業の平均年収は2022年8445万ウォンから昨年1億397万ウォンに上がった。

現代三湖重工業のようなHDグループの造船会社であるHD現代重工業と現代尾浦(ミポ)造船の昨年の平均年収はそれぞれ9088万ウォン、8450万ウォンだった。

1人当たりの平均年収が1億ウォンを超える企業を多く抱えている現代自動車グループ内では、現代グロービスが1億ウォン突破を目前にしている。現代グロービスの社員の平均年収は2022年9244万ウォンから昨年9735万ウォンに増えた。

業界関係者は「社員が成果報酬を要求する事例が増えており、成果を出した企業の社員平均年収も増加する傾向」と話した。

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