【3月24日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2024)は23日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6-2、6-1のストレートでロベルト・カルバレス・バエナ(Roberto Carballes Baena、スペイン)に快勝した。

 アルカラスは同胞カルバレス・バエナとの力の差を見せつけ、85分で勝利。前週のBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2024)と合わせた2冠「サンシャイン・ダブル」を狙う中、絶好調を維持しているように見える。スペイン勢相手の連勝を11試合に伸ばしたアルカラスは、3回戦でガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)とジョーダン・トンプソン(Jordan Thompson、オーストラリア)の勝者と対戦する。

 全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)王者で第2シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)は、予選勝者の同胞アンドレア・ババッソーリ(Andrea Vavassori)を6-3、6-4で下し、自信を持って大会をスタートさせた。前回王者で第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)も6-4、6-2でマートン・フチョビッチ(Marton Fucsovics、ハンガリー)を問題なく退けた。

 一方で地元の米国勢は、シード上位4人のうち3人が早期敗退する厳しい1日になった。

 第12シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz)は3-6、4-6のストレートで予選勝者のチアゴ・ザイブチ・ビウチ(Thiago Seyboth Wild、ブラジル)に苦杯。見事なウイナーと派手なショットを繰り出す相手に屈した。

 第21シードのフランシス・ティアフォー(Francis Tiafoe)は5-7、6-7(5-7)でクリストファー・オコネル(Christopher O'Connell、オーストラリア)との接戦を落とした。第13シードのトミー・ポール(Tommy Paul)はワイルドカード(主催者推薦)の同胞マーティン・ダム(Martin Damm)との試合中に足首の負傷による途中棄権を強いられた。

 第10シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)はデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)に敗れ、大会から姿を消した。優勝2回のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は7-6(7-0)、6-3でトマス・マルティン・エチェベリー(Tomas Martin Etcheverry、アルゼンチン)に勝利し、3回戦に進出した。(c)AFP/Simon EVANS