【3月22日 AFP】ペルーのアマゾン(Amazon)熱帯雨林を流れるナポ(Napo)川近くで2018年に見つかった頭骨の化石が、新種のカワイルカのものであることが分かった。首都リマの国立自然史博物館(National Natural History)で20日、発表された。

 国立サンマルコス大学(Universidad Nacional Mayor de San Marcos)の古生物学者によると、新種と判明したのは淡水域に生息するカワイルカの一種で、ペバニスタ・ヤクルナ(Pebanista yacuruna)と命名された。1600万年前、中期中新世のペバス(Pebas)水系に生息していたと考えられ、体長はカワイルカとしては過去最大とされる。(c)AFP