【3月21日 東方新報】中国初の独自開発された砕氷船「雪竜2号(Xuelong-2)」が4月8日から5日間の日程で香港特別行政区を訪問する。9日から12日の一般公開期間中、1日平均500人から1000人、合計3000人の見学者を受け入れる予定だ。

 中国の第40次南極探検隊のトップ科学者たちもこれに乗船して香港に来訪する。

「雪竜2号」は全長122メートル50センチ、設計排水量約1万4000メトリックトン、総出力23.2メガワットを有する中国で第4隻目の極地調査船で、世界初の双方向砕氷能力と360度自由旋回能力を備えた最新鋭の砕氷船だ。

 この船は、中国の第40次南極研究ミッションを遂行し、南極の中国の5番目の観測基地「中国南極秦嶺基地」から最近帰還していた。(c)東方新報/AFPBB News