【3月20日 AFP】北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は20日、同国が「新型中距離極超音速ミサイル」に搭載される固体燃料式エンジンの実験に成功したと伝えた。実験には金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong Un)朝鮮労働党総書記が立ち会い、直接指導したとしている。

 KCNAによると、19日の実験が行われたのは、北西部の西海衛星発射場(Sohae Satellite Launching Ground)。実験については、「新型の中距離極超音速ミサイル用の固体燃料式エンジンの地上燃焼実験」とした。

 また、金氏の言葉として「この兵器システムの軍事戦略的価値は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)と同等で重要」とも伝えた。(c)AFP