ソウル市麻浦区のある小学校の近くで実施された飲酒運転の取り締まり(c)news1
ソウル市麻浦区のある小学校の近くで実施された飲酒運転の取り締まり(c)news1

【03月19日 KOREA WAVE】ソウル警察庁は新学期を迎えた今月12日の昼過ぎ、ソウル市内47のスクールゾーンに161人を投入し、飲酒運転など交通違反の一斉取り締まりと交通安全キャンペーンを実施した。

飲酒運転での摘発は城北区(ソンブクグ)で1件、東大門区(トンデムング)で2件あった。このほか警察は信号違反や歩行者保護違反、運転中の携帯電話使用やシートベルト未着用など計297件を通告処分した。

真っ昼間の交通取り締まりに運転者たちは当惑した様子を見せた。シートベルト未着用で検挙されたタクシー運転手は「トイレに行った後、シートベルト着用を忘れた」とため息をついた。

警察は今回の一斉取り締まりについて「二日酔い運転や昼間の飲酒運転の事例はある。午後2時から6時に子どもが事故に遭うケースが多発しており、子どもの多い道路では注意が必要だ」と強調した。

また、ソウルハヌル小学校前では交通安全キャンペーンがあり、スクールゾーンでの安全運転を呼び掛けた。小学生の子どもを持つ40代女性は「スクールゾーンなのに速度を落とさないドライバーがいる」と述べた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News