【3月18日 AFP】(更新)テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2024)は17日、男子シングルス決勝が行われ、大会第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は7-6(7-5)、6-1で第4シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)を下し、連覇を果たした。

 2年連続でメドベージェフとの決勝に勝利したアルカラスにとっては、昨年7月のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)以来のタイトル。BNPパリバ・オープン連覇は、2014〜16年のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)以来となった。

 今季は全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)でベスト8敗退に終わると、2月のリオ・オープン(Rio Open 2024)では足首を負傷して大会初戦を途中棄権するなど開幕からつまずいていた中、大会前は「かなり迷いがあった」というが、「初戦のコートに上がってから、試合ごとに感覚が良くなっていった」と明かした。

 今大会は、全豪オープンで敗れたアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)に準々決勝で雪辱を果たすと、準決勝では19連勝中だった全豪オープン覇者のヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)を破ってのマスターズ1000(Masters 1000)制覇となった。

 次週にはマイアミ・オープン(Miami Open 2024)を控える中で、「非常に難しいマスターズ1000で再び優勝することができ、マイアミやその次に向けてさらなるモチベーションと自信になる」と前を見据えた。(c)AFP/Rebecca BRYAN