【3月17日 AFP】23-24イングランド・プレミアリーグは16日、第29節の試合が行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は0-3でフラム(Fulham)に敗れ、4位浮上のチャンスをつぶした。

 勝てばアストン・ビラ(Aston Villa)を抜いて暫定ながら4位に浮上できたスパーズだったが、敗れてライバルに主導権を明け渡した。

 前節の直接対決で4-0の勝利を挙げ、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場権争いでビラを上回るための弾みをつけたスパーズだったが、敵地クレイヴン・コテージ(Craven Cottage)では2008年以来の黒星を喫し、40試合ぶりに無得点に終わった。

 これで4位との勝ち点差は2のままとなり、17日にウェストハム(West Ham)との試合を控えるビラは勝てばその差を5に広げることができる。 

 スパーズのずさんなプレーを突いたフラムは、ロドリゴ・ムニス(Rodrigo Muniz)が2得点、サシャ・ルキッチ(Sasa Lukic)が1ゴールを記録した。

 一方でルートン・タウン(Luton Town)は残留を争うノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)との一戦を1-1の引き分けに持ち込み、貴重な勝ち点1を手にした。

 フォレストは敵地ケニルワース・ロード(Kenilworth Road)でクリス・ウッド(Chris Wood)が先制点を挙げたが、ルートンは89分に途中出場のルーク・ベリー(Luke Berry)が同点弾を挙げた。

 降格圏の18位につけるルートンは公式戦ここ9試合で勝ち無しとなっており、17位フォレストとの勝ち点差は3のままとなった。(c)AFP/Steven GRIFFITHS