【3月16日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2024)は15日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第9シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)が6-4、6-7(5-7)、6-2で第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)を下し、決勝進出を決めた。

 2度にわたって雨天中断となった試合で、サッカリは第2セットのマッチポイントを3度ふいにしたが、第3セットではガウフを引き離し、世界ランク1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)との決勝に駒を進めた。サッカリは2022年大会の決勝でシフィオンテクに敗れている。

 試合は第1セット途中に軽い雨のため20分ストップ。再開後にサッカリはこのセットで唯一のブレークを奪いリードを取った。

 第2セット序盤には今度は強い雨で2時間ほど試合が中断した。プレーが再び始まるとサッカリは5-2のリードを奪ったが、そこから世界3位のガウフが巻き返しを見せて相手のマッチポイントを複数回しのぐと、その後のタイブレークを制した。

 第3セットは序盤にブレークの奪い合いとなったが、サッカリはそこから3ゲームを連取し、最終ゲームもガウフからブレークを奪って2時間41分で勝利を収めた。(c)AFP