【3月16日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2024)は15日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-2、6-1で第31シードのマルタ・コスチューク(Marta Kostyuk、ウクライナ)を圧倒し、決勝進出を決めた。

 4度の四大大会(グランドスラム)制覇を誇り、2022年大会で優勝しているシフィオンテクは、世界32位のコスチュークを69分で退け、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2023)女王のココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)と世界9位のマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)の勝者と対戦する17日の決勝に駒を進めた。

 一度もブレークポイントを握らせなかったシフィオンテクは「パフォーマンスには満足。ここでのプレーでは一番クリーンな試合だった」と振り返った。

 1セットも落とさずに決勝へ進んだシフィオンテクは、これまでは勝利後にプレーを整えるべき部分がいくつかあると語っていたが、この日はコスチュークを序盤から走らせ、正確性とパワーでプレッシャーをかけるなどしっかり修正ができた様子だった。

 一方、自身初のWTA 1000準決勝となったコスチュークは、第2セットを0-3とされたところで左足の治療を受けると、その後5度目のブレークを奪われて敗戦が決まった。(c)AFP