【3月15日 AFP】日本テニス協会(JTA)は15日、大坂なおみ(Naomi Osaka)が女子の国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ(Billie Jean King Cup 2024)のカザフスタン戦に出場すると発表した。国別対抗戦の出場は2020年以来4年ぶりとなる。

 通算4度の四大大会(グランドスラム)制覇を誇る元世界ランキング1位の大坂は、今季産休から復帰して5大会に出場しており、直近のBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2024)では3回戦で敗退した。1年3か月の産休を挟み、現在の世界ランクは287位となっている。

 日本は4月12日と13日に東京の有明コロシアム(Ariake Coliseum)でカザフスタンと対戦。勝てば11月にスペインで行われるファイナルに進出することができる。

 大坂が東京で試合に臨むのは、2022年の東レ・パンパシフィック・オープン(Toray Pan Pacific Open 2022)の2回戦を棄権して以来となる。

 日本代表の杉山愛(Ai Sugiyama)監督は、大坂について「出たいという意思を表してくれたので、本当にうれしい」と述べた。(c)AFP