【3月14日 CNS】2月25日の春節(旧正月、Lunar New Year)16日の夜、中国・広東省(Guangdong)潮州市(Chaozhou)の渓口村で伝統的な行事「サトウキビ回廊をくぐる」が開催された。鉦(かね)や太鼓の音を鳴らし、旗を掲げて花火を打ち上げながら、サトウキビの先端に灯篭をつけた「蔗灯」を手に持った村人たちがパレードの出発を待っていた。

 この行事は、清の時代から受け継がれている渓口村の伝統的な民俗行事。この地域はサトウキビが多く栽培され、村人はサトウキビを入れた灯篭を吊るして子孫繁栄を祈り、日々の暮らしがますます甘く豊かになり、商売が灯篭のように明るく繁盛することを願っている。(c)CNS/JCM/AFPBB News