【3月13日 AFP】米大統領選に向けた民主・共和各党の候補者選びで、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領(81)とドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領(77)の党候補指名が12日、それぞれ確定した。米主要メディアが報じた。両者は2020年に続き、11月の本選で再対決する。

 南部ジョージア州などで行われた各党の予備選で、両氏とも指名獲得に必要な過半数の代議員を確保した。

 予想通りとなった再戦に臨むに当たり、バイデン氏は「トランプ氏がもたらす脅威がかつてないほど高まっている今、民主党の豊かな多様性を代表する代議員らが、党を、そしてわが国を率いるために再び私に信頼を寄せてくれたことを光栄に思う」と述べた。

 トランプ氏は共和党の候補者選びでこれまでほぼすべての州を制覇。過去の大統領選のほとんどの候補者よりもはるかに早い時期に指名を確定させた。これにより、本選まで約8か月という米史上まれな長期戦になる。(c)AFP