【3月12日 AFP】サッカーイタリア・セリエAのレッチェ(US Lecce)は11日、前日行われたエラス・ベローナ(Hellas Verona)戦終了後に、相手選手に頭突きをしたロベルト・ダベルサ(Roberto D'Aversa)監督を解任すると発表した。

 不振が続いてプレッシャーにさらされていたダベルサ監督は、0‐1で敗れた試合終了後の混とんとした状況の中で相手のトマ・アンリ(Thomas Henry)に頭突きをした。これがクラブ上層部にとって解任の決め手になった。

 控室に向かう途中に頭突きを受けたと話したアンリは、その後ダベルサ監督とともにレッドカードを受けている。

 昨年6月からチームの指揮を執るダベルサ監督は、選手を守っただけと主張。その後ソーシャルメディア上で謝罪をしたものの、アンリに頭突きはしていないと釈明した。

 この敗戦を受けてレッチェは、降格圏とわずか勝ち点1差の15位に順位を落とした。(c)AFP