【3月11日 AFP】英国のチャールズ国王(King Charles III、75)は11日、英連邦記念日(Commonwealth Day)に合わせてビデオメッセージを発表し、がんと診断されたが今後も「できる限り」国民に仕え続けると語った。また、人々から寄せられた自身の健康を願う声に「深く感動した」と述べた。

 チャールズ国王は1月、前立腺肥大の手術を受けるために入院した。その直後にがんと診断され、以降、治療を続けている。

 チャールズ国王は、「私の健康に対する皆さんの思いやりのある言葉に深く感動している」とし、「そのお返しに、英連邦全てに対し、できる限りの奉仕を続ける」と述べた。

 チャールズ国王はまた、英連邦の多様性を称賛。世界が直面する気候や経済の問題を克服するために協力するよう訴えた。

 メッセージは2月にウィンザー城(Windsor Castle)で撮影された。(c)AFP