【3月11日 AFP】ロードレース世界選手権、開幕戦カタールGPは10日、MotoGPクラス決勝が行われ、2連覇中の王者、ドゥカティ・レノボ・チーム(Ducati Lenovo Team)のフランチェスコ・バニャイア(Francesco Bagnaia、イタリア)が優勝を飾った。

 5番グリッドからスタートしたバニャイアは瞬く間に2列目から4人を抜き去ってトップに躍り出た。残り8周となる14周目にはファステストラップを記録してリードを0.5秒に広げると、マシンと調和した走りを見せてその2周後にはその差を1秒に開くなど、75年目を記念するシーズン初戦のレースを支配した。

 2位にはレッドブルKTMファクトリー・レーシング(Red Bull KTM Factory Racing)のブラッド・ビンダー(Brad Binder、南アフリカ)、3位にはポールポジションからスタートしたプラマック・レーシング(Pramac Racing)のホルヘ・マルティン(Jorge Martin、スペイン)が続いた。(c)AFP