【3月11日 AFP】AFP通信をはじめとする通信社各社は10日、英王室が公開したキャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales、42)の手術後初の公式写真について、加工されているとして配信を取り消した。

 キャサリン妃は1月16日、腹部の手術のためロンドンの病院に入院。同月29日に退院して以降、主にロンドン西郊ウィンザー(Windsor)の自宅で療養していた。

 ケンジントン宮殿(Kensington Palace)は英国の母の日(Mother's Day)の10日に合わせ、ジーンズとセーター、黒っぽいジャケットを身に着けたキャサリン妃が椅子に座り、笑顔の子ども3人が取り囲んでいる写真を公開した。

 ケンジントン宮殿は、「ウィンザーで今週」ウィリアム皇太子(Prince William)によって撮影されたものだとしている。

 しかし、AFP通信は配信先に「提供写真は修正されていたことが判明した」とし、「システムから削除された」とするメッセージを出した。

 キャサリン妃はイングランド東部サンドリンガム(Sandringham)でクリスマス礼拝に参列して以降、公務を行っていない。SNSでは、多忙だった同妃が公の場からほぼ完全に姿を消したことをめぐり、さまざまな臆測が飛び交っている。(c)AFP