【3月12日 Xinhua News】チュニジアの首都チュニスで8日、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)などが開催した北アフリカ地域情報通信技術(ICT)コンテスト(2023~24年)が5日間の日程を終え終了した。チュニジアやアルジェリア、モロッコ、エチオピアなど9カ国から30チームが参加。受賞チームは中国で今年開かれる世界決勝に出場する。

 チュニジアのニザル・ベン・ネジ通信技術相は授賞式で、今回のイベントはファーウェイの実力とチュニジアを含むアフリカ地域全体の技術発展に対する貢献を示していると述べた。

 ファーウェイ・チュニジアの梁飛虎(りょう・ひこ)総経理は、同社がチュニジアのDX(デジタルトランスフォーメーション)戦略を積極的に支援し、これまでに60余りの大学や研究機関と戦略協力関係を結んだと紹介。今後5年間にチュニジアで5G(第5世代移動通信システム)やクラウド技術、人工知能(AI)に通じた人材1万人を育成する考えを示した。

 コンテストはファーウェイがチュニジア通信技術省、同国に本部を置くアラブ情報通信技術機関(AICTO)と共同で開催した。(c)Xinhua News/AFPBB News