【3月10日 AFP】23-24イタリア・セリエAは9日、第28節の試合が行われ、首位インテル(Inter Milan)は1‐0でボローニャ(Bologna FC)を下し、通算20回目の優勝に向けてまた一歩前進した。

 インテルは37分にヤン・ビセック(Yann Bisseck)がこの試合唯一のゴールをヘディングシュートで決め、敵地スタディオ・レナート・ダッラーラ(Stadio Renato Dall'Ara)での接戦を制した。 

 チームはビセックの今季2点目で年明けからの公式戦連勝記録を13に伸ばしており、スクデット(リーグ優勝)が獲得できるかどうかではなく、それがもう時間の問題であるということを強調した。

 10日にアタランタ(Atalanta)と対戦する2位ユベントス(Juventus)との勝ち点差を暫定で18に広げたインテルは、この後13日に控えるアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)決勝トーナメント1回戦第2戦に向かう。

 一方で敗れた4位ボローニャは連勝が6でストップし、トップ4入りを目指すライバルにつけ入る余地を残した。勝ち点4差の5位につけるASローマ(AS Roma)は10日のフィオレンティーナ(Fiorentina)に勝利すればその差を1に縮める可能性があり、アタランタは同5差の6位につけている。(c)AFP