【3月10日 AFP】ラグビーシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2024)は9日、第4節の試合が行われ、イタリアは31‐29でスコットランドを下し、大会のホームマッチでは11年ぶりとなる白星を飾った。

 イタリアは、フアン・イグナシオ・ブレックス(Juan Ignacio Brex)、デビュー戦となったルイス・ライナフ(Louis Lynagh)、スティーブン・バーニー(Stephen Varney)がトライを決めると、パオロ・ガルビシ(Paolo Garbisi)とマルティン・ページレロ(Martin Page-Relo)がキックで得点を重ね、息詰まる一戦を制した。

 イタリアは2013年にアイルランドを破った後はホームで勝てていなかったが、この勝利は長年苦しんできた地元をファンを喜ばせ、その記憶に長らくとどまるだろう。この白星で勝ち点を7に伸ばして最下位を脱出し、4位に浮上。暫定最下位のウェールズが10日にフランスと対戦する中、9年連続の最下位回避に向けて大きな勝利となっている。

 来週の大会最終戦では、敵地でそのウェールズと対戦。2年前の同地での対決ではイタリアが勝利を挙げている。(c)AFP/Terry DALEY