【3月9日 AFP】自転車ロードレース、パリ~ニース(Paris-Nice 2024)は8日、第6ステージ(シストロン〜ラコルシュルルー、198.2キロメートル)が行われ、UTE(UAE TEAM EMIRATES)のブランドン・マクナルティ(Brandon McNulty、米国)が総合首位に浮上した。

 リドル・トレック(Lidl Trek)のマティアス・スケルモース(Mattias Skjelmose、デンマーク)が区間優勝を果たした。

 ステージはマクナルティ、スケルモース、チーム・ビスマ・リースアバイク(Team Visma | Lease a Bike)のマッテオ・ヨルゲンソン(Matteo Jorgenson、米国)の3人が抜け出し、ラスト400メートルでスプリントを仕掛けたスケルモースがマクナルティを2位、ヨルゲンセンを3位に抑えてゴールした。

 総合争いでは、マクナルティが2位ヨルゲンセンと23秒差の首位で最後の二つの山岳ステージに突入する。

 開幕前の優勝候補だったスダール・クイックステップ(Soudal Quick-Step)のレムコ・エベネプール(Remco Evenepoel、ベルギー)は、52秒差の追走集団トップでゴールし、総合順位は5位のままとなっている。

 第7ステージが行われる9日は悪天候の見通しで、オーロン(Auron)のフィニッシュ地点では雪が予想されており、主催者はステージを104キロに短縮して実施することを決めている。(c)AFP