【3月9日 AFP】23-24スペイン1部リーグは8日、第28節の試合が行われ、昨季王者のFCバルセロナ(FC Barcelona)は16歳のラミネ・ヤマル(Lamine Yamal)のゴールでマジョルカ(RCD Mallorca)を退け、暫定2位に浮上した。

 フィジカルの強いマジョルカに苦しんだバルセロナは、前半に訪れたPKのチャンスをイルカイ・ギュンドアン(Ilkay Guendogan)が逃したが、73分にペナルティーエリアに侵入したヤマルが鋭い切り返しから鮮やかなシュートを決めた。

 これで残り10試合で勝ち点61とし、10日にセルタ(Celta de Vigo)戦を控える首位レアル・マドリード(Real Madrid)と暫定5ポイント差とした。同59のジローナ(Girona FC)は9日にオサスナ(CA Osasuna)と対戦する。

 バルセロナにとっては、12日に行われるナポリ(SSC Napoli)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)決勝トーナメント1回戦第2戦へ向けて弾みのつく勝利にもなった。バルセロナは敵地での第1戦を1-1で引き分けている。(c)AFP