【3月9日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2024)は8日、女子シングルス2回戦が行われ、大会連覇を目指していた第4シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)は胃腸系の問題を理由に試合前に棄権した。

 ルバキナは自身初戦となる2回戦でナディア・ポドロスカ(Nadia Podoroska、アルゼンチン)と対戦予定だった。

 昨年大会の決勝でアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)を破って優勝を果たしたルバキナは、「近しい人たちは、この大会が私にとってどれほどの意味を持ち、どれほど連覇したかったかを知っている」と残念がり、「応援に駆けつけてくれたファンの皆さんに感謝したい。今年はプレーをお見せできなくてごめんなさい」と謝罪した。

 ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)の元女王であるルバキナは、今季はすでにブリスベン国際(Brisbane International 2024)とムバダラ・アブダビ・オープン(Mubadala Abu Dhabi Open 2024)を制して二つのタイトルを獲得しているが、先月のドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2024)でも胃腸系の不調を訴えて準々決勝を棄権していた。

 一方、2022年大会の覇者で第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-3、6-0でダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)に快勝し、3回戦に駒を進めた。

 ウィンブルドン選手権の現女王で第7シードのマルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)も、ベルナルダ・ペラ(Bernarda Pera、米国)を6-0、6-2で下し、難なく勝ち進んだ。

 日比野菜緒(Nao Hibino)は第17シードのベロニカ・クデルメトワ(Veronika Kudermetova)に1-6、5-7でストレート負け。本玉真唯(Mai Hontama)も第31シードのマルタ・コスチューク(Marta Kostyuk、ウクライナ)に4-6、2-6で敗れた。(c)AFP