【3月9日 AFP】24F1第2戦サウジアラビアGP(Saudi Arabian Grand Prix 2024)は8日、予選が行われ、レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が1分27秒472の最速タイムでポールポジションを獲得した。

 選手権3連覇中のフェルスタッペンはフェラーリ(Ferrari)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)を約0秒3差の2番手にかわし、キャリア通算34回目にしてジッダ市街地コース(Jeddah Corniche Circuit)では自身初のポールシッターとなった。レッドブルの同僚セルヒオ・ペレス(Sergio Perez)が3番手に入った。

 アストンマーティン(Aston Martin F1)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が4番手、マクラーレン(McLaren)勢のオスカー・ピアストリ(Oscar Piastri)とランド・ノリス(Lando Norris)がそれぞれ5番手と6番手に続き、メルセデスAMG(Mercedes AMG)勢はジョージ・ラッセル(George Russell)が7番手、通算7度の選手権制覇を誇るルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が8番手に並んだ。

 RBの角田裕毅(Yuki Tsunoda)は9番手に入り、アストンマーティンのランス・ストロール(Lance Stroll)を10番手に抑えた。

 一方、フェラーリはカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)が虫垂炎で急きょ出場を取りやめ、その代役となった英国出身の18歳オリバー・ベアマン(Oliver Bearman)がF1デビューでいきなり11番手に食い込む健闘を見せた。

 サインツはこの日の午前中に手術を受け、24日に決勝レースが行われる第3戦オーストラリアGP(Australian Grand Prix 2024)までの回復を目指す。(c)AFP