【3月10日 CNS】中国の国家郵便局によると、今年の春節(旧正月、Lunar New Year)大型連休(2月10~17日)では中国全土で10億7900万個の速達小包が集荷され、1日の平均配送量は2023年の春節休暇と比較して145.2パーセント増加した。一方、配達されたのは6億4100万個の速達小包で、1日の平均配送量は2023年の春節休暇と比較して82.1パーセント増加した。速達小包の集配の増加は、中国の消費の新たな活力を反映している。

 春節の旅行シーズン(1月26日~2月17日)が始まって以来、全国の郵便速達業界は56億5500万個の速達小包を回収したが、これは2023年の同時期と比較して30.8パーセント増加している。

 今年の春節は、特産品やお祝いの配達需要が旺盛で、農産物は引き続き増加傾向を維持した。春節休暇の終了に伴い、国内の大手宅配業者は徐々に春節モードを終えて、通常モードに戻っている。

 配送センターや販売店が次々と稼働を開始し、仕事や学校への復帰による今後のビジネスのピークに対応するため、宅配業者やトラック運転手、カスタマーサービススタッフらも仕事に復帰している。(c)CNS/JCM/AFPBB News