【3月8日 AFP】南アフリカ当局は7日、6歳の少女が行方不明になっている事件で、人身売買と誘拐の罪で実母を起訴した。

 行方不明になっているのは、ジョシュリン・ラシェリン・スミスちゃん。先月、ケープタウンの北方135キロにある漁港サルダナベイ(Saldanha Bay)で消息を絶って以来、一帯ではボランティアも加わった大規模な捜索が行われている。

 警察は6日、ジョシュリンちゃんの母親のラクエル・スミス被告(33)とその交際相手の男を含む計4人を逮捕。国家検察庁(NPA)によると、4人は人身売買を目的とした略取・誘拐の罪に問われている。

 現地メディアは、スミス被告が地元で「サンゴマ」と呼ばれる伝統的ヒーラーに約2万ランド(約16万円)でジョシュリンちゃんを売ったと報じている。(c)AFP