【3月9日 東方新報】上海市では雨の日が続いたがようやく止み、3月3日、空が晴れて気温も上がり、桜の開花も早まって早春の見頃を迎えた。週末を利用して、多くの観光客が春の行楽を計画している。

 満開の桜の木の下で、お絵描きに夢中の楊景星(Yang Jingxing)ちゃんは「桜の花とハチを描き、桜の数を数える油絵の詩を書いたんだ」と話した。

 佟光啓(Tong Guangqi)さんは漢服の愛好家だ。明朝時代の漢服を着て、こめかみにヘアピンをつけ、桜を鑑賞し、写真を撮っている。佟さんは、多くの人が漢服を他国の民族衣装と勘違いしていると話す。伝統文化愛好家として、より多くの人に漢服の知識を広めたいと考えている。「私は外出時によく漢服を着ますし、歴史的遺物の写真など、漢服の写真をスマホに保存しています。分からない人がいたら説明しています」と話す。

 3月上旬は早咲きの桜が咲く季節だ。桜の木の下で、多くの観光客が貴重な春の写真を撮っている。(c)東方新報/AFPBB News