【3月7日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)は6日、父ヨス(Jos Verstappen)氏は「うそつきではない」と述べ、その誠実さを強調した。

 今週末に今季第2戦サウジアラビアGP(Saudi Arabian Grand Prix 2024)を控えるフェルスタッペンは、問題を抱えるクリスチャン・ホーナー(Christian Horner)代表がチームに残れば、レッドブルは爆発するかもしれないと述べた元F1ドライバーである父ヨス氏は、その発言を後悔しているかと問われた。

 フェルスタッペンはこれに対し、「それについては尋ねていないが、自分の知る限り父は非常に率直で、うそつきではない。それは確かだ。父と私は仲がいい。毎日電話している」と応じた。

 フェルスタッペンは、ホーナー氏と父親が、チームのために意見の相違を解決できることを願っている。

「父ははっきりとそう感じていたのかもしれないが、自分からすればどちら側につくかの問題ではない。父の息子として反対側に立つのは奇妙だが、パフォーマンス面に集中したいだけで、実際のパフォーマンス以外に、コースの外で何をしているかについてはあまり話したくない」

「一般的には誰にでも、議論があろうとなかろうと解決できることは常にある」

 また、2025年にメルセデスAMG(Mercedes AMG)へ移籍するという臆測が飛び交う中、レッドブルを取り巻く問題を沈めようと努めたフェルスタッペンは、チームではなく自分のレースに集中していると述べた。

「自分はドライバーで、上で何が起きているかは分からない。それでも、私はパフォーマンス面に集中する契約を結んでいるから、今週末はそれに集中するつもりだ」

「(開幕戦が行われた)バーレーンでみんなが言ったことは忘れて、できればここでは静かな週末を過ごせればいいと思っている」 (c)AFP