【3月4日 CGTN Japanese】昨年10月に中国の有人宇宙船「神舟17号」で宇宙に赴き、中国の宇宙ステーションに滞在中の湯洪波氏、唐勝傑氏、江新林氏の3人の宇宙飛行士が北京時間2日、宇宙ステーションのロボットアームと地上の研究チームによるサポートの下、協力して約8時間にわたる船外活動を実施し、予定していたミッションをすべて完了しました。船外活動を行った湯洪波氏、江新林氏は北京時間同日午後1時32分に実験モジュール「問天」に順調に帰還し、船外活動は成功しました。

「神舟17号」クルーの船外活動は昨年12月に続く2回目で、中国の宇宙飛行士が船外の施設補修を行ったのは、今回が初めてです。

 船外活動では、船外での補修テストを踏まえ、宇宙ステーションのコアモジュール「天和」の太陽電池アレイの補修を重点的に行われ、以前に宇宙の微小粒子が衝突したことによる影響を取り除き、太陽電池アレイの発電性能と状態は正常に戻りました。船外活動中、宇宙飛行士は宇宙ステーションの船体検査も行いました。3人は宇宙滞在中、これ以外にも多くの宇宙科学実験と技術試験を行う計画です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News