【3月4日 AFP】休暇滞在中のマレーシアで体調を崩して入院していたノルウェーのハラルド5世(King Harald V、87)が3日、帰国した。王室が同日、発表した。

 ノルウェー国営放送は、国王を乗せた飛行機が同日午後11時前に首都オスロの空港に着陸する様子を放映した。

 王室によれば、国王はオスロ市内の病院に数日間入院し、検査を受ける予定。

 欧州の君主として最高齢のハーラル国王は、マレーシア・ランカウイ(Langkawi)島で休暇中に感染症にかかり、2月27日に入院。王室は今月2日、国王には「仮の」ペースメーカーが植え込まれたと明かした。主治医は、より安全に帰国できるようにするための措置だとした。

 国王は1月にも呼吸器系の感染症にかかっていた。(c)AFP