【3月3日 AFP】(更新)米プロバスケットボール(NBA)、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のレブロン・ジェームズ(LeBron James)が、2日のデンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)戦で史上初の偉業となる通算4万点に到達した。

 今季がNBA21年目で、現役最年長となる39歳のジェームズは、約1年前にカリーム・アブドゥル・ジャバー(Kareem Abdul-Jabbar)の歴代最多得点記録を更新していた。

 第1クオーターに5点を挙げたジェームズは、第2クオーター開始14秒でレイアップを決めて大台到達まで2点に迫ると、その後はフリースローと3ポイントシュート1本を外したが、迎えた残り10分39秒、リング左側からレイアップシュートを決めて記録を達成した。

 得点が決まると観客はスタンディングオベーションでジェームズをたたえ、得点の際のボールは新しいボールと交換になった。

 記録達成が予想される中でジェームズは、4万点は自身が残してきた実績の中でも最高峰のものではないが、意味のあることだと話し、「誰も到達していない記録だ。自分にとっては、キャリアのこのタイミングでそうした立場に立てるのは非常に素晴らしいことだと思う」とコメントしていた。

「キャリアで成し遂げてきた中でトップクラスの一つかと言えば、そうではない。しかしもちろん、大きな意味のあることだ。そうではない理由がない」

「キャリアを通じていくつもの実績を残し、記録を達成してきたが、間違いなくそのすべてが自分にとっては意味のあることだ」 (c)AFP