【3月2日 AFP】ニカラグアは1日、ドイツがイスラエルを支持し、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金拠出を停止することでパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での「ジェノサイド(集団殺害)」をほう助したとして、オランダ・ハーグ(The Hague)の国際司法裁判所(ICJ)に提訴した。

 ICJが公開した訴状によれば、ニカラグアは「ドイツは(こうした措置を通じて)ジェノサイドの実行をほう助している。いずれにせよ、ジェノサイドの実行を防ぐためにあらゆる措置を講じる義務を怠った」と主張している。

 ニカラグアはICJに対し、法廷での審理の前にドイツに暫定措置を直ちに命じるよう求めている。(c)AFP