【3月1日 東方新報】中国民用航空局の韓鈞(Han Jun)副局長は2月28日、主要空港の国際的な連携とグローバルリーチを強化し、2050年までに世界クラスの航空企業と空港ハブを構築することを目指していると話した。また、中国民用航空局は北京市、上海市、広州市(Guangzhou)の空港の大陸間接続性と世界的影響力を高め、世界クラスのハブ空港に格上げすると述べた。

 これは、輸送効率の向上と出入国プロセスの合理化を図るための、航空局の最新の取り組みの一環だという。

 中国民用航空局は、中国の主要ハブ空港の能力向上、中国各地の都市における国際・地域ハブ空港の建設、中国中部湖北省(Hubei)の鄂州花湖空港(Ezhou Huahu Airport)のような貨物輸送ハブ空港の開発促進に焦点を当てる。

 政府は航空会社への資源配分の最適化も計画している。中国民用航空局はまた、中国の空港、航空会社、航空管制の業務効率を改善することの重要性を強調し、統合された輸送システムを備えたハブ空港の全体的な輸送能力の向上を目指している。

 また、ビザ・移民政策の最適化や通関手続きの緩和など、より利便性の高い政策環境の整備に努める。(c)東方新報/AFPBB News