【2月29日 CGTN Japanese】中国の通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)が開発した世界初の5.5Gインテリジェントコアネットワークソリューションがこのほど発表されました。

 5.5Gは5G-Aとも呼ばれ、5Gから6Gに移行するまでの過渡的なモバイル通信技術です。接続速度、測位、安定性などが5Gと比べて約10倍になり、ミリ秒台の遅延と1000億台のIoT(モノのインターネット)機器接続が実現する見込みです。

 このソリューションはこれまでに5.5Gのすべての機能テストと技術性能テストを完了しています。うち、ファーウェイ5.5Gインテリジェントコアネットワークの重要な構成部分である新通話技術はこれまでに中国の31省・自治区・直轄市で展開され、5000万人のユーザーをカバーしています。また、この技術は欧州、中南米、中東、アジア太平洋など多くの地域でも広く実証実験が行われており、計画では年内に全世界での大規模商用化が実現する見通しです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News