【2月26日 AFP】宇宙航空研究開発機構(JAXA)は26日、月探査機「SLIM(スリム)」が、2週間に及ぶ月の夜が明けて再び光が当たったことから通信が再開したと発表した。

 JAXAはX(旧ツイッター)に「昨晩、コマンドを送信したところSLIMから応答がありました。SLIMは通信機能を維持しての月面での越夜に成功しました!」と投稿。

 ただ、「まだ月の昼で通信機器の温度が非常に高かったことから短時間の運用のみで通信を終了」と説明。「今後、温度が十分に下がったところで観測を再開できるように準備を進めます」としている。(c)AFP