【2月24日 AFP】テニス、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2024)は23日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は4-6、4-6で世界40位の予選勝者アンナ・カリンスカヤ(Anna Kalinskaya)に敗れ、4強止まりに終わった。

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 これでカタール・オープン(Qatar TotalEnergies Open 2024)に続く2週連続優勝を逃し、マッチ連勝も7で途切れたシフィオンテクは試合後、「あまりないことだけれど、もはやこれ以上のパワーが残っていなかった」と振り返り、「そのせいでコントロールが効かないと感じた。いつもなら、どうすべきか自分に言い聞かせればプレーを向上することができるのに。きょうはパワー切れで疲れていて、そうすることができなかった」と語った。

 一方、WTA 1000の大会で初めて4強入りを果たしていたカリンスカヤは、この勝利でツアーレベルでキャリア初の決勝に進出。その相手に決まったジャスミン・パオリーニ(Jasmine Paolini、イタリア)は6-2、7-6 (8-6)でソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)を退け、同じくWTA 1000では自身初にして、イタリア女子では史上4人目の決勝に駒を進めた。

 カリンスカヤとパオリーニは先月の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)でも対戦しており、そのときはカリンスカヤが勝利して四大大会(グランドスラム)で自身初の8強入りを果たしている。(c)AFP/Reem ABULLEIL