パレスのホジソン監督が退任 新指揮官にグラスナー氏
発信地:ロンドン/英国
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【2月20日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグのクリスタルパレス(Crystal Palace)は19日、ロイ・ホジソン(Roy Hodgson)監督の退任とオリバー・グラスナー(Oliver Glasner)新監督の就任を発表した。
厳しい結果が続いてプレッシャーが高まっていたホジソン監督は、解任されるのではないかとの報道が飛び交う中、先週にはトレーニング中に体調を崩して入院していた。
元イングランド代表指揮官で76歳のホジソン監督は発表文の中で、クラブが「新監督のための計画を前倒しする」ため、辞任すると述べている。
この直後にパレスは、オーストリア人指揮官のグラスナー氏をホジソン監督の後任として任命。契約は2025‐26シーズン終了までとなっている。
グラスナー氏はドイツ・ブンデスリーガ1部のフランクフルト(Eintracht Frankfurt)を率いてヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2021-22)を制覇し、同リーグのVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)やオーストリア1部のリンツ(LASK Linz)を指揮した経験を持つ。
パレスは前節までのリーグ戦16試合で10敗を喫して16位にまで転落しており、この日アシスタントコーチ陣が指揮を執ったエバートン(Everton)戦を1‐1の引き分けで終えた。降格圏との勝ち点差はわずか5ポイントとなっている。(c)AFP