【2月18日 AFP】男子テニス、アルゼンチン・オープン(Argentina Open 2024)は17日、シングルス準決勝が行われ、大会連覇を狙った第1シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)が第3シードのニコラス・ジャリー(Nicolas Jarry、チリ)に6-7(2-7)、3-6のストレートで敗れる波乱が起きた。

 アルカラスにとっては、これが準々決勝で敗退した全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)後初の大会で、昨年8月のウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2023)以来となるツアー決勝進出を目指していたが、過去2戦全勝だったジャリーに屈した。

 第1セットは一度もブレークチャンスをつくれず、タイブレークの末に落とすと、第2セットは互いに1ブレークずつ奪って迎えた第8ゲームでジャリーに再びサービスゲームを破られ、そのまま敗れた。

 世界ランキング21位のジャリーは「三度目の正直だ」とアルカラス戦初勝利を喜び、「カルロスは世界最高の選手の一人だから、本当に大きな意味がある。特に数日前には激しい試合をこなしていて、体力的にも非常に厳しかったから、持ち直せて非常にうれしい」とコメントした。

 ジャリーは決勝で世界87位のワイルドカード(主催者推薦)、ファクンド・ディアス・アコスタ(Facundo Diaz Acosta、アルゼンチン)と対戦する。(c)AFP