【2月18日 AFP】女子テニス、カタール・オープン(Qatar TotalEnergies Open 2024)は17日、シングルス決勝が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は7-6(10-8)、6-2で第3シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)を下し、大会3連覇を達成した。

 女子ツアーで同一大会を3連覇するのは、2013年から2015年にマイアミ・オープン(Miami Open)で優勝したセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams)以来となる。2020年に初出場して以来、シフィオンテクの今大会での戦績はこれで13勝1敗となった。

 シフィオンテクは3連覇について「他の人には分からないだろうけど、考えないようにするのは難しかった」と明かし、「期待を感じていたから、ここへ来たときはすごく重圧があった。いつも通り、すべてを一歩一歩進めることを心がけた。本当にうれしいし、自分をすごく誇らしく思う」と喜んだ。

 シフィオンテクはこれがツアー18勝目で、2024年シーズンは初勝利。今季の敗戦は、10代のリンダ・ノスコバ(Linda Noskova、チェコ)に3回戦で敗れた全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)のみとなっている。

 対するルバキナは、1月のブリスベン国際(Brisbane International 2024)、前週のムバダラ・アブダビ・オープン(Mubadala Abu Dhabi Open 2024)に続く今季3勝目を狙ったが、昨年3戦全勝だったシフィオンテクに敗れ、優勝には届かなかった。試合後は「最後まで戦った。イガには最高の1週間をおめでとうと言いたい」とコメントした。(c)AFP