【2月17日 AFP】陸上競技の不正防止機関「アスレチックス・インテグリティ・ユニット(AIU)」は16日、昨年の世界陸上ブダペスト大会(World Athletics Championships Budapest 2023)男子5000メートルで銀メダルを獲得したモハメド・カティル(Mohamed Katir、スペイン)に対し、2年間の資格停止処分を科した。

 居場所情報に関するドーピング規定に1年間に3度違反したことが理由。これにより、カティルは今年行われるパリ五輪を欠場することになる。AIUは今月7日からカティルを暫定資格停止にしていたため、処分期間は同日から2026年2月6日まで。また、23年10月10日以降の結果や賞金はすべて無効となる。(c)AFP