【2月16日 AFP】昨年10月にドーピング規定違反で18か月の資格停止処分を科された男子テニスのジェンソン・ブルックスビー(Jenson Brooksby、米国)について、テニスの不正監視団体ITIAは15日、処分を13か月に短縮すると発表した。

 ブルックスビーは、1年間に3度ドーピング検査を受け損ねたとして、2023年2月までさかのぼって処分を科されていたが、今回の処分軽減で来月から競技に復帰できることになった。

 ブルックスビーはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴していたが、ITIAはブルックスビー側が提出した新たな情報を受け、過失の程度を再評価したと説明した。この決定により、ブルックスビーもCASへの訴えを取り下げた。

 ブルックスビーは2022年に自己最高の世界ランキング33位を記録している。(c)AFP