【2月16日 AFP】米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)、カンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)の第58回スーパーボウル(Super Bowl LVIII)優勝パレード会場で起きた銃乱射事件で、警察は15日、個人間の口論が原因だったと発表した。

 事件は現地時間14日午後2時前に発生し、1人が死亡、複数の子どもを含む22人が負傷した。警察によれば、銃撃を受けた人の少なくとも半数が16歳未満だった。

 米ミズーリ州カンザスシティー(Kansas City)の警察署長は「テロやホームグロウン型の暴力的過激主義との関連性はなかった。複数人による口論が銃撃に発展した」との見方を示し、「すでに容疑者の身柄を拘束しており、うち2人は未成年だ。現在は他にも関わった人物がいないか調べている」と述べた。

 カンザスシティー市内にあるチルドレンズ・マーシー病院(Children's Mercy Hospital)の副院長は、治療した11人の子どものうち今も入院しているのは3人だけだと明かし、いずれも回復する見込みだと説明した。(c)AFP/Andrew CABALLERO-REYNOLDS