【2月16日 AFP】第21回世界水泳選手権(21st World Aquatics Championships)は15日、カタール・ドーハで競泳が行われ、男子100メートル自由形は中国の潘展楽(Pan Zhanle)が制した。

 第1泳者を務めた11日の400メートルリレーで、100メートル自由形の世界新記録となる46秒80をマークしていた19歳の藩は、この日はそのときよりも落ち着いた泳ぎとなったが、47秒53で優勝。世界水泳の個人種目で自身初となるメダルを獲得し、5か月後に控えたパリ五輪の金メダル候補として名乗りを上げた。

 出場すれば自身初の五輪となるパリ大会では、ともに今大会を欠場した前世界記録保持者のダビド・ポポビチ(David Popovici、ルーマニア)と前世界王者のカイル・チャルマース(Kyle Chalmers、オーストラリア)との激突が期待される。

 男子200メートル個人メドレーはフィンリー・ノックス(Finlay Knox、カナダ)が1分56秒64で優勝。女子4×200メートル自由形リレーでは中国が7分47秒26でこの日2個目の金メダルに輝いた。

 女子200メートルバタフライはローラ・スティーブンス(Laura Stephens、英国)が2分7秒35で金メダルを獲得。女子50メートル背泳ぎはクレア・カーザン(Claire Curzan、米国)が27秒43で制し、100メートルとの2冠を達成した。(c)AFP