【2月14日 AFP】スウェーデン西部イエーテボリ(Gothenburg)で12日、国内最大の遊園地「リセベリ(Liseberg)」で大規模火災が発生し、1人が行方不明となっている。火災発生から24時間経過したが、現在も消火活動が続いている。

 火災が起きたのは、建設中のプール施設「オセアナ・ウオーターワールド(Oceana Waterworld)」。

 イエーテボリの緊急当局は公共放送SVTに対し、13日の時点で鎮火のめどが立ったと隊員から報告があったが、同日夜になり再び火の勢いが強まったと説明した。

 救急隊は先に、建物が崩壊する危険性があり、消火活動が難航しているとしていた。

 救急当局は記者会見で、火元はメインビル外にあったウオーターアトラクションの一つで、その後、メインビルに燃え広がったと考えられると述べた。

 12日に撮影された映像では、ウオータースライダーが燃え上がり、黒煙が市内に広がる様子が確認できる。

 建設会社の担当者は13日、出火原因を断定するのは時期尚早の見方を示した。警察は重大な過失および職場での違反行為の有無について調べを進めている。

 警察によると、これまで16人が軽いけがで手当てを受けているが、入院をした人はいない。(c)AFP