【2月14日 AFP】ヨルダンのアブドラ国王(King Abdullah II)が、同国空軍によるパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)への人道支援物資の空中投下に参加したことが13日、国営テレビの映像で明らかになった。

 アル・マムラカ・チャンネルが放送した56秒の映像には、C130輸送機に軍服姿で乗り込んだ国王が、ガザ北部にあるヨルダンが運営する野戦病院に支援物資や医療品が入っているとされる箱を兵士が投下するのを手伝う様子が捉えられている。投下作戦は、オランダと合同で最近行われた。

 昨年12月中旬には、ヨルダン空軍の中尉でパイロットでもある娘のサルマ王女(Princess Salma)も、同病院への医療用物資の空中投下に参加。11月20日には、フセイン・ビン・アブドラ(Crown Prince Hussein bin Abdullah II)皇太子も、エジプトのアリーシュ(El-Arish)にある空港を訪れ、ガザでヨルダンが運営する別の野戦病院への物資搬入を監督した。

 ヨルダンは、昨年10月7日にイスラエルとイスラム組織ハマス(Hamas)の軍事衝突が始まって以降、ガザへの人道支援物資の空中投下を11回実施している。

 ヨルダン王立チャリティー委員会(Jordanian Royal Charity Commission)によると、同国はこれまでに航空機49機で物資720トンをガザに届け、うち11機が空中投下を実施した。陸路からもトラック325台で計4376トンの物資を届けた。(c)AFP