【2月14日 AFP】女子テニス、カタール・オープン(Qatar TotalEnergies Open 2024)は13日、シングルス2回戦が行われ、大坂なおみ(Naomi Osaka)は6‐3、7‐6(11‐9)でペトラ・マルティッチ(Petra Martic、クロアチア)を下し、16強入りを決めた。一方で上位シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)とココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)はともにストレートで敗れ、大会から姿を消している。

 産休からの復活の途上にある大坂は、第4ゲームでブレークを奪って第1セットを先取。第2セットでは2ブレークを奪いゲームカウント5‐4として自身のサービスゲームを迎えたが、マルティッチにブレークされて試合を締めくくることができなかった。

 タイブレークに入ってマルティッチが4連続ポイントを挙げて試合は第3セットに持ち込まれるかに思われたが、大坂はその後4度のセットポイントをしのぐと、最後は相手のダブルフォールトで勝利をものにした。

 ツアー大会では約2年ぶりとなる連勝を飾った大坂は、次戦でレシヤ・ツレンコ(Lesia Tsurenko、ウクライナ)と対戦する。

 ツレンコはこの日、大会第4シードのジャバーを6‐3、6‐2で下した。ツレンコは第1セットでゲームカウント1‐3とされた直後から9ゲームを連取し、世界ランクトップ10選手から5年ぶりの白星を挙げている。

 また第2シードのガウフは、自身大会初戦でカテリーナ・シニアコバ(Katerina Siniakova、チェコ)に2‐6、4‐6で屈した。ガウフがツアー大会で8強入りを逃すのは、昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)以来となっている。

 第3シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)は6‐2、6‐1で朱琳(Zhu Lin、ズー・リン、中国)を一蹴。全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2024)で準優勝を飾った鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)も、同大会の決勝以来となる試合でマグダ・リネッテ(Magda Linette、ポーランド)を6‐2、2‐6、6‐3で下し、勝ち上がりを決めた。(c)AFP