レッドブルF1代表、不適切行為疑惑で聞き取り
発信地:ロンドン/英国
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【2月10日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するレッドブル(Red Bull)のクリスチャン・ホーナー(Christian Horner)代表(50)が9日、「不適切行為」があったとされる疑惑に関し、聞き取り調査を受ける。
オランダ紙テレグラフが伝えた今回の問題は、レッドブルの他のチームスタッフからの内部告発で発覚した。ホーナー氏はテレグラフに対し、「これらの告発を全面的に否定する」と述べている。
チームを保有するオーストリアのエナジードリンク企業レッドブルは5日、独自調査の開始を発表していた。
聞き取りが行われる具体的な場所は不明となっており、複数メディアは9日中に結論が出る可能性は低いと伝えている。
英ポップグループ、スパイス・ガールズ(Spice Girls)のメンバーであるジェリ・ハリウェル(Geri Halliwell)さんを妻に持つホーナー氏は、2005年からレッドブルのチーム代表を務めており、これまでドライバーズ選手権では7度、コンストラクターズ選手権では6度のタイトル獲得を果たしている。
レッドブルは昨年、マックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)がドライバーズ選手権3連覇を達成するなど圧倒的な強さを見せた。
3月2日に決勝が行われる今季初戦のバーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2024)を前に、今月15日には新車を発表する予定となっている。(c)AFP