和菓子の「とらや 赤坂店」(東京都港区赤坂4-9-22)の地下1階に位置する「虎屋 赤坂ギャラリー」にて、2024年3月9日(土)~5月30日(木)の期間に、企画展「家紋と和菓子のデザイン展」を開催いたします。

■概要■
日本の家紋には、動植物、自然、器物、幾何学模様など、あらゆるものがシンプルに美しくデザインされています。その数は5万種ともいわれ、家族の歴史の象徴として、また着物や身の回りの品の模様として、長く親しまれてきました。和菓子の意匠との共通点も多く、ともに日本人の美意識が反映されているといえるでしょう。
今回の展示では手描きの家紋の技術を伝承する「京源(きょうげん)」のご協力のもと、子孫繁栄や富貴、長寿などの願いが込められた多様な家紋と和菓子のデザインをご紹介いたします。
この展示をきっかけに、家紋、そして和菓子に親しんでいただければ幸いです。


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■展示内容■
①家紋と和菓子のデザインを見比べて!
長寿、富貴、繁栄などの願いが込められた家紋には、和菓子と共通するデザインが多く見られます。会場では家紋と虎屋に伝わる菓子見本帳の絵図を並べて配置し、実物の和菓子も一部展示します。また、壁面には、干し網や香辛料のクローブなど、ユニークなデザインの家紋のパネルを設置。吉野檜の組子壁を背景に、ずらりと並ぶさまは壮観です。

②めくって楽しむ。1936年の紋辞典
紋の形を細部まで正確に伝えたいという思いから発行された、家紋の集大成『平安紋鑑(へいあんもんかん)』の初版本を展示。また、一部ページのレプリカも作成しますので、めくってお楽しみください。

◆企画協力◆
京源(きょうげん)
1910年、日本に古くから伝わる「家紋」を着物に描く前の工程を担う職人「紋糊屋(もんのりや)」として創業。その後、着物に家紋を手で描く職人「紋章上繪師(もんしょううわえし)」となり、三代目 波戸場承龍、息子の耀鳳へとその技術を受け継いでいる。
2010年、工房「誂処 京源(あつらえどころ きょうげん)」を立ち上げ、昔ながらの手描きの手法にデジタル技術を導入し、家紋による新たな表現を作り出すデザイン会社に転向。日本の伝統的な意匠と現代感覚を融合させ、企業やブランド、アート作品、服飾雑貨、パッケージほか、ジャンルにとらわれず様々なモノやコトとのコラボレーションやオリジナル家紋の制作などを手掛ける。近年ではNHK教育番組「デザイン あ」への出演、海外イベントに招聘されるなど活躍の場を広げている。

■基本情報■       
展示タイトル:虎屋 赤坂ギャラリー企画展「家紋と和菓子のデザイン展」
展示期間:2024年3月9日(土)~5月30日(木)
展示期間中の休館日 :4/6(土)、5/6(月祝) *赤坂店休業日に準じる
時 間:9:30~18:00
場 所:虎屋 赤坂ギャラリー(東京都港区赤坂4-9-22 とらや 赤坂店 地下1階)
地下鉄赤坂見附駅A出口より徒歩約7分
電 話:03-3408-2402(担当部署/虎屋文庫)
※入場無料



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本件に関するお問合わせ先
㈱虎屋 マーケティング部 広報担当:奥野 容子
電話:03-3408-4128 FAX:03-3408-6274 MAIL:pr@toraya-group.co.jp
▼取材に関するお問合せは、下記よりお願いいたします▼
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